今回のミシン修理は、東京都府中市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、brotherコンピューターミシンのシンシア-エル(ZZ3-B121)です。
事前にお伺いしている症状は、
- 糸調子が悪い(上糸がつったり、緩んだりする)
- 数cm縫ったところでガチャガチャと音がして下糸がぐちゃぐちゃになっている
- 縫い目が飛ぶ
- 自動糸通しが壊れている
ミシン修理|東京都府中市

◎ミシン到着時の画像です。
ご依頼者様が20年以上に渡り愛用のSINCERE-Lです。
年数が経過しておりますので、全体的な汚れやミシン内部の布ほこり、サビなどはありますが、傷なども少なく、これまで大切に保管し使用されてきたミシンと存じます。
初期動作チェックでは、事前にお伺いした不具合のほかに、スタートストップボタンの反応が悪いことを確認しました。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
ブラザーミシンの分解メンテナンス

糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、清掃、グリスアップ、調整とミシン全体のメンテナンスを行います。
ミシン内部の様子

◎今回「正常に縫えなくなってしまった」直接的な原因は、ミシンの縫うタイミングが負荷によりずれてしまったことです(釜ずれ)。
その他には、上下の糸調子不良、釜への傷、上糸調子皿のサビによる糸抜け不良です。
◎「自動糸通しが壊れてしまった」原因は、自動糸通しの位置を決める部品が破損しているためです。部品を交換し位置を調節します。
メンテナンス・修理作業を完了した現在は不具合も解消し綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ブラザーミシン(水平釜・家庭用コンピューターミシン)
- 機種名|sincere-L(シンシア-エル)
- 型番|ZZ3-B121
- 故障内容|糸調子が悪い、糸がつる、糸が緩い、縫い目が飛ぶ、自動糸通しが使えない
- 修理内容|ミシンのタイミング調整(釜ずれの修理)、糸絡みや動作に影響のあるサビの解消、糸抜けをよくする処理、糸調子の調整、自動糸通し器の修理(部品交換)、スタートボタンスイッチの調整、ミシン全体のメンテナンス
- 同型番(ZZ3-B121)の製品名|シンシア、シャオなど
- sincere-Lでよくある症状|下糸が巻けない、縫えない、糸調子不良、釜が回らない
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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