リッカーミシン修理|ホリデーヌ1240|ミシンを使っているとバック縫いのみになってしまう(福岡県)

今回のミシン修理は、福岡県北九州市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、リッカーコンピューターミシンのホリデーヌ1240です。

ホリデーヌ1240は日本国内ではリッカーが販売し製造はベルニナです。

事前にお伺いしている不具合の症状は、

  • 1~2時間くらいミシンを使っているとバック縫いになってしまう
  • (具体的な症状)返し縫いボタンを押していないのに布が後ろに進み返し縫いになってしまう

ミシン修理|福岡県北九州市

リッカーミシン修理|ホリデーヌ1240|バック縫いになる、布を正常に送らない、返し縫いしない
リッカー実用型コンピューターミシン ホリデーヌ1240


◎ミシン到着時の画像です。

ホリデーヌ1240は年数が経過しているため、全体的な汚れや布ほこりなどはありますが、酷使されたミシンではなく、サビの発生も軽微でコンディションは比較的良好です。

ただ、こちらのミシンは以前に分解修理を受けたことがあるか中古購入と思われますが、なぜか接着剤でガッチリ固定されているところがあり、分解に少し苦労しました(;´д`)

しっかりとメンテナンス修理させていただきます。

分解メンテナンス|ホリデーヌ1240

ホリデーヌ1240の分解オーバーホールメンテナンス|リッカーミシン
基板・針板・中釜、ミシンを覆うカバー類などを外したホリデーヌ1240の分解画像です。

糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整を行いながら、時間をかけステップモーター、連動して動く駆動部を滑らかにする作業を実施します。

送りがバック縫いになる原因

ホリデーヌ1240の故障や不具合|バック縫いになる、布を送らない、針が動かない
固着の解消、傷の研磨、ランプ(電球)の接触不良の対策、糸調子の調整などを含めしっかりメンテナンス&修理作業を行います。

↑ミシン内部の様子です。

今回「ミシンを使っているとバック縫いになり正常に布を送らず縫えなくなってしまった」原因は、送りステップモーター自体の固着とモーターと連動する機械的な部分の固着です。

固着を解消し時間をかけ動作を滑らかにするようメンテナンスを行います。

その他、針板と釜の傷を研磨、しつけ縫いの固着解消、プーリーカバーの交換、糸抜けをよくする処理などを行い、作業を完了した現在は不具合も解消し、スムーズに布を送り綺麗に縫い上げております。

≪今回のミシン修理作業内容≫

  • メーカー|リッカーミシン(文字・模様内蔵 実用型コンピューターミシン)
  • 機種名(型番)|ホリデーヌ1240(Holidaynu1240)
  • 故障内容|ミシンを使っているとバック縫いのみになってしまう
  • 修理内容|送りステッピングモーターの固着解消、針板・釜の傷研磨、糸調子の調整、ミシン全体のメンテナンス

ミシン修理完了です。

・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。

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