今回のミシン修理は、東京都板橋区より、全国宅配ミシン修理にてご依頼をいただきました、ブラザー刺繍コンピューターミシンのサマンサ（ZZ3-B896）です。
事前にお伺いしている症状は、
- 動作はするが生地を裏返すと糸が絡まってぐちゃぐちゃになっている
- 糸調子が緩い
ミシン修理｜東京都板橋区
◎ミシン到着時の画像です。
ZZ3-B896は年数が経過していることもありますが、ミシン全体の汚れやサビ、糸が通る道への傷が多めに出てしまってるミシンです。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
全体メンテナンス｜サマンサ
↑針板・内釜・前パネルなどを外したZZ3-B896の分解画像です。
ミシン内部の糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施し、動きをスムーズにします。
ミシン内部の様子
↑ZZ3-B896のミシン内部です。
今回「正常に縫えなくなってしまった」原因は、まず内釜が傷だらけです。
そして金属製の釜はサビがかなり進んでおり糸をスムーズに送っていません。
その他には、ミシンカバーへの傷（糸が通る道）、自動糸調子ローラーの傷（ゴム部品）、自動糸調子の固着など複数のことが起因しております。
その他、針板や釜の傷、テンションバネの不動などがありましたが、ミシン修理、メンテナンス作業を完了した現在はスムーズに動作し綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*･ω･)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー｜ブラザーミシン（刺繍コンピューターミシン）
- 機種名｜SAMANSA（サマンサ）
- 型番｜ZZ3-B896
- 故障内容｜縫えるが生地の裏側を見るとぐちゃぐちゃに糸が絡まっている
- 修理内容｜自動糸調子関連の分解整備、サビの除去、固着解消、糸調子の調整、針板・釜の傷研磨、自動糸通しの調整、ミシン全体メンテナンス
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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