今回のミシン修理は、茨城県稲敷郡より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、ジャノメ刺繍機内蔵型コンピューターミシンのスーパーセシオ9500型です。
事前にお伺いしている症状は、
- ミシンを使用していたところ液晶画面に黒い十字が出てしまったため、一度ミシンの電源を切り再度電源を入れたところタッチパネルを押しても違うところが反応してしまうようになった
- ミシン全体のメンテナンスを希望
ジャノメ スーパーセシオ9500の修理
↑ミシン到着時の画像です。
スーパーセシオ9500は年数が経過しておりますので、全体的な汚れや布ほこり、サビは発生しておりますが、これまで大切に保管、ご使用のことと存じます。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
液晶タッチパネルの不具合
動作チェックを行うと、タッチパネルが反応（反応はずれている）するのは液晶の右下部分のみで、その他は押しても反応しません。
スーパーセシオ9500のメンテナンス
布ほこりや糸絡み、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシンの全体メンテナンスを実施します。
◎今回「液晶タッチパネルが正常に反応せずずれてしまった」原因は、ミシンに負荷がかかったなどで誤作動した可能性が高いです。
各部の点検を行いながら、タッチパネルの補正を行います。
◎その他、針板や釜の傷研磨、糸調子の調整（下糸が弱い）、糸抜けをよくする処理などを行い、メンテナンス修理作業を完了した現在は液晶も正常に反応し綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*･ω･)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー｜ジャノメミシン（刺繍機内蔵型のコンピューターミシン、水平釜）
- 機種名｜スーパーセシオ9500
- 型番｜850型
- 故障内容｜液晶タッチパネルが正常に反応しない（タッチパネルの反応がずれている）
- 修理内容｜液晶タッチパネルの補正、針板や釜の傷研磨、自動糸調子の調整、糸抜けをよくする処理、ミシン全体のメンテナンス
- ジャノメ スーパーセシオ、その他の修理実績｜電源を入れ直して下さい
スーパーセシオの歴史：世界で初めて「糸通しを自動にした」刺しゅう機能付き最高級コンピューターミシンです。発売は2001年（平成13年）ころ、定価は358000円です。
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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