今回のミシン修理は、東京都調布市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、JANOME刺繍機内蔵型コンピューターミシンのセシオ8200です。
事前にお伺いしている症状は、
- 使用中に突然電源が入らなくなった
- ミシンの液晶が暗く見えにくい
- 全体メンテナンス希望
ミシン修理｜東京都調布市
◎ミシン到着時の画像です。
SECIO8200は年数が経過しているミシンですので、全体的に汚れやサビがございますが、酷使して使ってきたミシンではないと存じます。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
ミシン内部の様子
↑セシオ8200（SECIO）ミシン内部の様子です。
糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
◎今回「今回ミシンを使用中に電源が入らくなってしまった（電源が落ちた）」原因は、ミシンに高負荷がかかったことによる｢ヒューズ切れ｣です。
なぜミシンに負荷がかかりヒューズが切れてしまったかの原因ですが、負荷の原因は上軸の固着、そして釜の軸（芯）の固着です。
主に固着は金属の焼き付きとサビの発生によるものです。
その他の不具合としては、振り幅と連動する部品の破損（針基線がずれます。）、自動糸通しのフック矯正（糸が通せない）、針板の傷研磨、ステッピングモーターエラーの解消、糸調子不良です。
液晶バックライト交換
SECIO8200｜バックライト交換
↑ミシンの液晶バックライトを交換し新品同様の明るさを取り戻しました。
ミシン修理作業を完了した現在は各部スムーズに動作し、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*･ω･)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー｜ジャノメミシン（ジャノメ刺繍機内蔵型コンピューターミシン）
- 機種名｜セシオ8200（SECIO8200）
- 型番｜ジャノメ830型
- 故障内容｜ミシンを使用中に電源が突然切れた、電源が入らない
- 修理内容｜上軸＆釜軸の焼き付き解消修理・固着対策、金属酸化やサビによる糸抜け不良の解消、釜や針板の傷研磨、ステッピングモーターエラー修理、自動糸通しの修理、糸調子の調節、ミシンの全体メンテナンス
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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