シンガーミシンの修理|rumina3000|ボビンから異音がして下糸が絡まり縫えない

今回のミシン修理は東京都八王子市よりご依頼をいただきましたSINGERコンピューターミシンのrumina3000です。

◎事前にお伺いしている症状は、

  • ジグザグ縫いの時や返し縫いの時にボビンや内釜から異音がして下糸がひどく絡まってしまう【縫えない】
  • 糸通しのフックもあまり調子がよくない【針穴へ糸が通らない】

ミシン修理|SINGER rumina3000

SINGERミシン修理|ルミナ3000|糸絡みにより縫えない、異音、糸調子不良、糸通し
SINGER rumina3000(ルミナ3000)


◎ミシン到着時の画像です。

rumina3000は年数が経過していることもあり、全体的な汚れなどはございますが、酷使されたミシンではなく、ミシンのコンディションは比較的良好です。

初期動作チェックでは、

  • はずみ車を手で回すと、正常な時よりも重いこと
  • ジグザグ縫いの振り幅が一定ではなく、細かいこと
  • 異音がすること

などを確認しました。

しっかりメンテナンス修理させていただきます。

ミシンのメンテナンス・修理

シンガーミシンrumina3000の全体メンテナンス
劣化したグリスを取り除き傷の研磨、調整、修理をしっかり行います。

↑ミシン内部の様子です。

糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。

◎今回「ボビンから異音がして下糸が絡まり縫えなくなってしまった」原因は、内釜が釜留めを飛び越えていたことです。

内釜はそのまま縫ったことにより傷が深く複数入っているため交換します。金属製の釜の傷は丁寧に研磨し、釜留めを調整~ずれにくくする処理を施します。

前述した、はずみ車が重い&ジグザグの幅の不具合は「固着」によるものです。

劣化したグリスを取り除き、注油・グリスアップ・固着対策を行います。

◎その他、自動糸通しの調整(フックの変形と位置のずれ)、糸調子の調整、糸抜けをよくする処理などミシン全体のメンテナンス作業を行い、修理を完了した現在はスムーズに動作し綺麗に縫い上げております。

ミシン修理完了です(*・ω・)ノ

≪今回のミシン修理作業内容≫

  • メーカー|SINGERミシン(実用型コンピューターミシン)
  • 機種名(型番)|ルミナ3000(rumina3000)
  • 故障内容|ボビンから異音がして糸が絡まる、縫えない、自動糸通しが使えない
  • 修理内容|内釜の交換、釜の傷研磨、釜留めの調整、ミシン内部の固着解消、糸調子の調整、異音の解消、ミシン全体のメンテナンス

・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。

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