今回のミシン修理は、静岡県浜松市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、ジャノメコンピューターミシンのメモリークラフト6000です。
事前にお伺いしている症状は、
- はずみ車を手で回す時に後ろ側へ上手く回らない（ガクガク、ゴリゴリといった抵抗がある）
- 糸立棒が立たなくなってしまった
- 自動糸通しが壊れてしまっている（針穴に糸が通らない）
ミシン修理｜静岡県浜松市
◎ミシン到着時の画像です。
メモリークラフト6000は年数が経過しておりますので、金属へのサビや、内部の汚れなど、やや強めに生じておりますが、これまで補修を行いながら大切にミシンをご愛用のことと存じます。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
モーターベルトの劣化や消耗
糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
◎今回「はずみ車がスムーズに回らなくなってしまった」原因は、モーターベルトの劣化や消耗です。
モーターベルトが粉々になりミシン本体側のベルトギアへ詰まっていました。詰まりを解消しベルトは新品へ交換します。
◎糸立棒に関しては破損が原因です。補修を行います。
◎自動糸通しに関しては、自動糸通し自体の歪みとフックの変形が原因です。歪みを矯正し新品の糸通しピンへ交換します。
その他、針板や釜の傷研磨、糸調子の調整、金属酸化による糸抜け不良の改善などを行い、メンテナンスや作業を完了した現在は正常に動作し綺麗に縫い上げております。
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー｜ジャノメミシン（実用型/家庭用コンピューターミシン）
- 機種名（型番）｜メモリークラフト6000（MemoryCraft6000）
- 故障内容｜はずみ車がスムーズに回らない、糸立て棒の破損、自動糸通しが使えない
- 修理内容｜モーターベルトの交換、糸立棒の補修、ミシン内部の固着解消、自動糸通しの修理＆糸通しピンの交換、模様切り替えスイッチのメンテナンス、フットコントローラーの調整、針板や釜傷の研磨、糸調子の調整、糸抜けをよくする処理、ミシンの全体メンテナンス
ミシン修理完了です。
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
〒193-0835
東京都八王子市千人町3-5-22
TEL/FAX ： 042-673-3870