今回のミシン修理は、神奈川県横浜市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、JANOME刺繍機内蔵型コンピューターミシンのスーパーセシオ9500（850型）です。
事前にお伺いしている症状は、
- 上糸がきつく上手く縫えない（下糸は緩い）
- ボビン（下糸）が半分くらいしか巻けない
ミシン修理｜神奈川県横浜市南区
◎ミシン到着時の画像です。
中古で購入されたスーパーセシオと事前に伺っております。
酷使されたミシンという印象は受けませんが、軸が焼き付いた痕や、針板・釜の傷を拝見する限り、ご使用頻度は比較的多いと存じます。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
全体メンテナンス｜スーパーセシオ
↑スーパーセシオ（ジャノメ850型）ミシン内部の様子です。
糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
今回「上糸がきつく上手く縫えなくなってしまった」原因は、上下の糸調子不良、上記した針板や釜の傷、金属酸化（サビ）や汚れによる糸抜け不良です。
傷は丁寧に研磨し、各部調整＆メンテナンスを行います。
下糸を巻く量が少ないのは、下糸を巻く量を調節する金具の調整幅の位置もありますが、不具合としては、クラッチがスムーズに動いておらず、センサーが誤作動を起こしておりました。
◎その他、電源コードの断線修理、異音解消、刺繍機のメンテナンスなどを行い、ミシン修理作業を完了した現在は各部スムーズに動作するようになり、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*･ω･)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー｜ジャノメミシン（JANOME刺繍機内蔵型コンピューターミシン）
- 機種名｜スーパーセシオ
- 型番｜850型
- 故障内容｜上糸がきつく上手く縫えない、ボビンが半分くらいしか巻けない（下糸）
- 修理内容｜釜・針板の傷研磨、上下の糸調子の調整、糸抜けをよくする処理、クラッチの修理＆調整、ミシンの全体メンテナンス
- スーパーセシオの修理
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
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