今回のミシン修理は、東京都青梅市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、brother刺繍コンピューターミシンのSAMANSA-L(ミシンの型番はZZ3-B899)です。
事前にお伺いしている症状は、
- ミシンの液晶が暗く見えにくい(液晶バックライトの消耗・劣化)
- 下糸が絡まり縫えない
- 上糸をかけるカバーの破損
ミシン修理|サマンサ-L

◎ミシン到着時の画像です。
ZZ3-B899は年数が経過していることもありますが、ミシンを使われていなかった保管期間が長かったと思われ、全体的な汚れやサビがやや強めに生じております。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
ミシンの分解修理|ZZ3-B899

糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
下糸が絡まる

◎今回「下糸が絡まり縫えなくなってしまった」原因は、釜の傷やミシン内部の汚れや布ほこり、サビなどによる糸抜け不良も原因の一つですが、直接的な起因は、糸を送るローラーと連動する軸への糸絡みと自動糸調子器自体の固着です。
糸絡みを解消~固着を解消します。
液晶が暗く見えない(バックライト)

↑液晶バックライトを交換したあとに撮影した液晶です。
液晶が暗く見えにくかった原因はバックライトの劣化・消耗によるものです。新品のバックライトへ交換しました。
◎その他、釜の傷研磨、サビや金属酸化による糸抜け不良の解消、糸絡みの除去、糸調子の調節などを行い、修理作業を完了した現在は各部スムーズに動作し、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ブラザーミシン(刺繍コンピューターミシン)
- 機種名|SAMANSA-L(サマンサ-L)
- 型番|ZZ3-B899
- 故障内容|液晶が見えにくい、下糸が絡む、部品の破損
- 修理内容|液晶バックライトの新品交換、自動糸調子の分解修理(固着解消)、釜の傷研磨、糸調子の調整、釜の傷研磨、部品の補修、ミシン全体のメンテナンス
ミシン修理完了です。
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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