今回のミシン修理は、東京都八王子市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、brother電子ミシンのax-1000(ZZ3-B591)です。
事前にお伺いしている症状は、
- ミシンをかけていると大きな音とピピピピッと警告音が鳴りダイヤルを回しても針が入っていかない(縫えない)
ミシン修理|東京都八王子市
◎ミシン到着時の画像です。
AX-1000は年数が経過していることもありますが、ミシン本体の使用傷やミシン内部を拝見限り、これまで長い間ご愛用のミシンと存じます。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
全体メンテナンス|ax-1000(ZZ3-B591)
↑針板・内釜・前パネルなどを外したax-1000(ZZ3-B591)の分解画像です。
糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
ミシン内部の様子
↑ミシン内部の様子です。
◎今回「縫えなくなってしまった」原因は、内釜が釜留めを飛び越え、針が内釜にあたっていたためです。
釜留めを内釜が飛び越えた原因は、針板と釜の傷、内釜の深い傷、そして上下の糸調子バランスの不良(特に上糸が標準値より弱くなっていたため)です。
メンテナンスを行いながら、問題を一つずつクリアにしていきます。内釜は深い傷が複数入っているため要交換です。
◎詳しい修理作業の内容は直接ご依頼者様へ報告しますが、作業を完了した現在はスムーズに動作するようになり、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ブラザーミシン(brother電子ミシン)
- 機種名|AX-1000
- 型番|ZZ3-B591
- 故障内容|針があたり縫えない(警告音が鳴る、はずみ車も回らない)
- 修理内容|釜留めの変形矯正&調整、針板と釜の傷研磨、内釜の交換、糸調子の調整、糸抜けをよくする処理、ミシンの全体メンテナンス
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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