RCM1230|RICCARミシン修理|フットコントローラーを踏み込んでも動かない

今回のミシン修理は、東京都江東区より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、リッカーコンピューターミシンのRCM1230(スイスのベルニナが作ったミシン)です。

事前にお伺いしている症状は、

  • フットスイッチを踏み込んでもミシンが動かない(ミシン本体に接続するコンセント部分を抜き差しすると一度だけ動く)
  • 具体的な症状≫針が上下せずモーター音もしない、フットコントローラーを接続すると針が少し動くなどの特徴がある故障です

ミシン修理|東京都江東区

リッカーミシン修理|RCM1230|動かない、異音、縫えない、サビ、固着
RICCAR RCM1230 家庭用コンピューターミシン(半回転垂直釜、専用のボビンケースを使用します。)


◎ミシン到着時の画像です。

15年ほど前に中古として購入したミシンで今回10年ぶりにご使用されたことを事前に伺っております。

保管期間が長かったミシンということもあり、ミシン内部にサビなどやや強めのコンディション不良が生じております。

初期の動作チェックでは、はずみ車を手で回すとベルトが滑っているような異音と感覚があること、布が適正に送られないこと、ジグザグ縫いをすると細かい幅で縫われることなどを確認しました。

しっかりとメンテナンス修理させていただきます。

分解メンテナンス修理|RCM1230

RCM1230の分解オーバーホールメンテナンス修理|RICCARミシン
モーターカバー、基板、針板や中釜などを外したRCM1230の分解画像です。

糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除きながら、内部清掃・注油・グリスアップ・調整などミシン全体のメンテナンスを実施します。

ミシンが動かない

RCM1230の故障や不具合|布が前に進まない、返し縫いしない、動かない、縫えない
針棒やクランク、ステップモーター、送り、モーター、ベルトなどミシン内部の様子です。

◎今回「フットスイッチを踏み込んでもミシンが動かなくなってしまった」原因は、フットコントローラー内部にある抵抗基板の不良です。

上述したその他の不具合に関しては、基本的に長期間ミシンを動かさなかったことによる固着がメインの原因ですが、通常のご使用では緩まない部品(ネジ)の緩みがあり、分解によるカバーへの傷や配線処理などを拝見する限り、購入した当初から気付かないまでも少なからず発生していた不具合があったと推測します。

◎詳しい修理作業の内容は直接ご依頼者様へ報告しますが、作業を完了した現在はスムーズに動作し綺麗に縫い上げております。

ミシン修理完了です(*・ω・)ノ

≪今回のミシン修理作業内容≫

  • メーカー|RICCARミシン
  • 機種名/型番|RCM1230
  • 故障内容|フットコントローラーを踏み込んでもミシンが動かない
  • 修理内容|フットコントローラーの修理、各ステップモーター、モーターと連動する部品の固着解消、糸調子の調整、ベルトの調整、針板や釜の傷研磨、動作に影響のあるサビの解消、電球のLED交換、ミシン全体のメンテナンス
  • RICCAR RCM1230|その他の修理実績|返し縫いしない

ミシン修理完了です。

・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。

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