今回のミシン修理は、神奈川県川崎市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、ブラザーミシンのPS-2000（ミシンの型番はEL6980）です。
事前にお伺いしている症状は、
- 縫ってる途中に厚くなってるところで進まず何回も同じところを縫ってしまい糸が絡まり無理に引いてしまった。それから下糸を出そうと思って針をさげたら何かに引っかかっているみたいで、針も動かせず糸も引き出せなくなってしまった。
ミシン修理｜PS-2000
◎ミシン到着時の画像です。
PS-2000は年数が経過しておりますので、保管時の汚れや傷、ほこりなどはございますが、サビは軽微なもので、ミシンのコンディションも比較的良好です。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
ミシンの全体メンテナンス｜EL6980
ミシン内部の糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、清掃、注油、グリスアップ、調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
内釜の傷
◎実際に縫ってみた縫い目の画像が左下です。
表現の仕方は様々ですが、タオル地みたい、ぐちゃぐちゃ、絡まるなどの仕上がりになってしまいます。
原因としては、内釜の破損（糸が破損したところにひっかかる）、釜（金属製）の深い傷、ボビンの破損です。内釜とボビンは交換し傷が入っている部分は丁寧に研磨します。
◎その他、糸調子の調整、タイミング調整、糸抜けをよくする処理・固着対策などを行い、作業を完了した現在はスムーズに動作するようになり、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*･ω･)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー｜ブラザーミシン
- 機種名｜PS-2000
- 型番｜EL6980
- 故障内容｜縫えない（何かにひっかかり糸を引き出せず縫えない）
- 修理内容｜内釜の交換、ボビンの交換、釜の傷研磨、糸抜けをよくする処理、糸調子の調整、ミシンの全体メンテナンス
- その他の修理事例：PS-2000（布送りが悪い）
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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