今回のミシン修理は、千葉県八千代市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、JANOME電子ミシンのパルナス4400(Palunas4400/MODEL655型)です。
事前にお伺いしている症状は、
- 返し縫いレバーを下げても返し縫いが出来なくなってしまった
ミシン修理|Palunas4400
◎ミシン到着時の画像です。
パルナス4400は年数が経過しているミシンですので、全体的な汚れや布ほこりはございますが、酷使されたミシンではなく、ミシン全体のコンディションは比較的良好と存じます。
ただミシンを使わなかった期間が長かったと思われ、返し縫いが出来ない症状の他に、直線縫い以外の模様が縫えない(ジグザグ縫いなど)不具合が発生しております。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
ミシンの全体メンテナンス
↑針板・内釜などを外したミシンの分解画像です。
ミシン内部の糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
◎今回「返し縫いが出来なくなってしまった」原因は、グリスの劣化やサビ、油切れによる固着です。
ジグザグ縫いなど、直線縫い以外の模様が縫えない症状も同様に「固着」が原因です。
頑固な固着がミシン全体に生じておりますので、時間をかけ丁寧に作業を行います。
◎その他、自動糸通しの調整、釜・針板の傷、上下の糸調子の調整などを行い、修理作業を完了した現在は各部スムーズに動作し、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ジャノメミシン(電子ミシン)
- 機種名|Palunas4400(パルナス4400)
- 型番|MODEL655型
- 故障内容|返し縫いが出来ない、直線縫い以外の模様が縫えない(ジグザグ縫いや裁ち目かがり縫いなど)
- 修理内容|返し縫いレバーと連動する部品の分解修理、振り幅&送りの固着解消、針板と釜の傷研磨、異音解消、糸調子の調整、ミシンの全体メンテナンス
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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