今回のミシン修理は、東京都多摩市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、SINGER電子ミシンのmonamiECRU(モナミエクリュー1860型)です。
事前にお伺いしている症状は、
- 下糸の釜に上糸がひっかかりにくく縫うと裏側がぐちゃぐちゃになる
- ミシンの手元照明ランプが点かない
ミシン修理|東京都多摩市
◎ミシン到着時の画像です。
年数が経過しているモナミエクリューではありますが、大切にミシンを保管・ご使用のことと存じます。動作に影響する範囲でのサビも軽微でミシンのコンディションは比較的良好です。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
ミシン内部の様子|monamiECRU
↑monamiECRU(シンガー1860型)内部の様子です。
◎糸調子(グチャグチャになる)の症状は、使わない期間が長かったと思われ、上糸調子皿が正常にきいていかなかったことが直接的な原因です。
その他には釜周辺の布ほこり(特に糸抜けに影響する部分でほこりが塊りとなり糸抜け不良が生じておりました。)、釜の傷、内釜の傷、釜留めのずれなどです。
不具合を解消しながらミシン全体の清掃・注油・グリスアップを行います。
ミシンのランプが点かない件は、電球が切れたことによるものです。モナミ1800シリーズは手元照明ランプが自動糸通しの部品と近く、電球の熱でプラスチック部品が溶ける場合もあるので、今回は「LED電球」へ交換しました。
ミシンの電球|LED化(交換)
◎詳しい修理作業の内容は直接ご依頼者様へ報告しますが、作業を完了した現在はスムーズに動作するようになり、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|SINGERミシン(シンガー電子ミシン)
- 機種名|monamiECRU(モナミエクリュー)
- 型番|シンガー1860型(シンガー1800シリーズ)
- 故障内容|下糸がグチャグチャになる、手元照明ランプが点かない
- 修理内容|糸調子皿の開閉不良修理、針板・釜の傷研磨、糸抜けをよくする処理、釜留め調整、糸調子の調整、ミシンの全体メンテナンス
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
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