今回のミシン修理は、大阪府大阪市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、ジューキ刺繍コンピューターミシンのjupre(ミシンの型番はHZL-009)です。
事前にお伺いしている症状は、
- 下糸がループ状でぐちゃぐちゃになり綺麗に縫えない
- 液晶が押したいボタンからずれて反応するようになった
ミシン修理|大阪府大阪市
◎ミシン到着時の画像です。
お母様から譲り受けたミシンと事前にお伺いしております。(ミシンのご購入は平成9年)
酷使されたミシンという印象は受けませんが、ミシンを使用していなかった期間も長かったと思われ、全体的な汚れやほこり、そしてやや気になるサビが発生しているジュプレです。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
全体メンテナンス|HZL-009
↑HZL-009の液晶タッチパネルの様子です。
◎上記画像のように液晶タッチパネルの反応が右側にずれております。(画像は直線三重縫いを押しているのに左側にあるジグザグ縫いが選択されています。)タッチパネルの補正を行います。
全体メンテナンス|ジュプレ
◎ミシンの分解画像です。
糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、ミシン全体のクリーンアップ&メンテナンスを実施します。
◎今回「縫い目の裏側がループ状になり正常に縫えなくなってしまった」は、上糸調子側の糸絡みと布ほこり、そして糸を締める機械的な部品のずれが原因です。
◎その他、自動糸切り不良の修理(固着)、模様の調整、糸調子の調整、動作に影響のあるサビの除去、糸抜けをよくする処理などを行い、作業を完了した現在スムーズに動作するようになり、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ジューキミシン(JUKI刺繍コンピューターミシン)
- 機種名|JUPRE(ジュプレ)
- 型番|HZL-009
- 故障内容|下糸がループ状でぐちゃぐちゃになる、液晶タッチパネルの反応がずれている
- 修理内容|糸絡みの解消、釜の傷研磨、液晶タッチポイントの調整、糸調子の調整、異音解消、エンコーダの調整、ミシンの全体メンテナンス
- 同型番(HZL-009)の製品名|HZL-009S
- JUPREでよくある症状|縫えない、糸が絡む、異音がする、自動糸通しが使えない、糸調子不良、下糸をすくわず縫えない、下糸が巻けないなど
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
〒193-0835
東京都八王子市千人町3-5-22
TEL/FAX : 042-673-3870