BERNINA製リッカーミシン修理|ホリデーヌ1090|送りが後進したままになる(バック縫い)

今回のミシン修理はベルニナ製リッカーコンピューターミシンのホリデーヌ1090(Holidaynu1090)です。

東京都国立市より全国宅配ミシン修理にてご依頼をいただきました。

事前にお伺いしている症状や不具合内容は、

  • 送りが後進したままになってしまい前進ができない。返し縫いスイッチの作動音はするが後進したまま縫う。
  • 送り幅や振り幅がダイヤル表示通りにならず安定しない。送りの切り替え音が鳴り続けることがある。
  • ジグザグ縫いが目飛びしたり直線縫いになってしまうことがある。

ミシン修理|ホリデーヌ1090

ベルニナ製リッカーミシン修理|ホリデーヌ1090|バック縫いになる(後進する)
BERNINA RICCAR Holidaynu1090


◎ミシン到着時の画像です。

中古で購入されたホリデーヌ1090と事前にお伺いしております。

年数が経過しているミシンですので、全体的な汚れや布ほこりなどはありますが、サビは軽微なものでコンディションは比較的良好と存じます。

しっかりとメンテナンス修理させていただきます。

ミシンの分解メンテナンス

ホリデーヌ1090の分解オーバーホールメンテナンス|リッカー、ベルニナミシン
コンピューター基板、カバー類などを外したホリデーヌ1090の分解画像です。

↑背面パネル・メインコンピューター基板などを外したミシンの分解画像です。

送りが後進になる(バック縫い・返し縫い)」症状は、ミシン内部の送りステップモーターとモーターと連動する機械的な部品の「固着」が原因です。

糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整を行いながら、ステップモーター、連動して動く部品を滑らかにする作業を実施します。

ミシン内部の様子

ホリデーヌ1090の不具合|布を正常に送らない、返し縫いしない、動かない、誤作動
ホリデーヌ1090のステップモーター、針棒ユニット、はずみ車のカバーなど

その他、タイミング調整、ランプスイッチの改善、ロングステッチ(しつけ縫い)の固着解消、糸調子の調整などを行い、詳しい内容は直接ご依頼者様へ報告しますが、修理作業を完了した現在は不具合も解消しスムーズに、そして綺麗に縫い上げております。

ミシン修理完了です(*・ω・)ノ

≪今回のミシン修理作業内容≫

  • メーカー|リッカーミシン、ベルニナミシン
  • 機種名|ホリデーヌ1090(Holidaynu1090)
  • 故障内容|布送りが後進する(バック縫いになる)、振り幅・送り幅の調節不良、目飛び
  • 修理内容|各ステップモーター&モーターと連動する機械的な部分の固着解消、釜・針板の傷研磨、しつけ縫いの固着解消、手元照明ランプスイッチの不具合改善、糸調子の調整、ミシン全体のメンテナンス

・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。

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