今回のミシン修理は、福島県より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、JANOME刺繍機内蔵型コンピューターミシンのGRAPHICA(830型)です。
事前にお伺いしている症状は、
- 液晶が表示されない(液晶が暗くて見えない)
- 自動糸通しが使えない(針穴に糸が通らない)
- 時々、針が進まなくなる
ミシン修理|福島県
↑ミシン到着時の画像です。
グラフィカ(ジャノメ8000)は年数が経過していることもあり、全体的な汚れや布ほこり、サビなどは発生しておりますが、使い込まれたミシンではないと存じます。
ミシンの初期動作確認では、ジグザグを縫っていると、ガッガッガッと異音がなるようになり、ジグザグの振り幅が極端に狭くなる(細かい)、そして針基線がずれて押えに針があたる症状などを確認しました。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
全体メンテナンス|GRAPHICA
↑液晶パネルなどを外したグラフィカの分解画像です。
糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、清掃、注油、グリスアップ、調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
ミシン内部の様子
↑GRAPHICA(830型/model8000)ミシン内部の様子です。
自動糸通しが使えないのは、針穴に糸を通すフックが曲がってしまっているためです。矯正します。針が進まなくなる症状は、ステッピングモーターエラーの他に、釜へのほこり詰まり(糸抜け)とボタンスイッチの反応不良です。
液晶バックライトの交換作業
↑メンテナンス途中での撮影ですが液晶バックライトを新品に交換したあとの画像です。
暗くて見えなかったミシンの液晶も新品同様に蘇りました(。・ω・)ノ゙
◎詳しい作業内容は直接ご依頼者様へ報告しますが、修理作業を完了した現在は不具合も解消し、各部スムーズに動作し、綺麗に縫い上げております。
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ジャノメミシン
- 機種名|GRAPHICA(グラフィカ)
- 型番|830型(model8000)
- 故障内容|液晶が暗い、針が進まない、自動糸通しが使えない
- 修理内容|液晶バックライトの新品交換、自動糸通し修理、ステッピングモーターエラー解消、液晶タッチパネルの補正、糸調子の調整、ミシンの全体メンテナンス
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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