今回のミシン修理は埼玉県さいたま市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、ブラザー電子ミシンのELU53シリーズ(ミシンの製品名はA34-SN)です。
事前にお伺いしている症状は、
- キルティング布に手さげの持ち手部分を縫おうとしたところ変な音とともにそのあと針が布地を貫通しなくなった
- プーリーは回りミシンは動くが縫えても縫い目が飛んでしまう
ミシン修理|埼玉県さいたま市
◎ミシン到着時の画像です。
お母様が10年ほど前に購入されたミシンとお伺いしております。
年数は経過しておりますが、サビの発生は軽微で、これまで大切に保管しご使用のことと存じます。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
全体メンテナンス|A34-SN(ELU53)
糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
針が布を貫通しない
◎今回「針が布を貫通せず縫えなくなった、縫えても縫い目が飛んでしまうようになった」原因は、負荷がかかったことにより、針棒側でミシンの縫うタイミングがずれてしまったことです。(針棒が固定されず縫えない症状です。)
ミシンの縫うタイミングを調整し、針棒を固定するネジを緩みにくくする対策も行います。
◎その他、自動糸通しの調整(針穴に糸が通らない)、釜の傷研磨、糸調子の調整、糸抜けをよくする処理などを含め各部メンテナンスや修理を行い作業を完了した現在はスムーズに動作し綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ブラザーミシン(電子ミシン)
- 機種名|A34-SN
- 型番|ELU53
- 故障内容|針が布を貫通せず縫えない
- 修理内容|タイミング調整(釜ずれ)修理、ネジの緩み防止対策、糸抜けをよくする処理、糸調子の調整、自動糸通しのフック矯正&高さ位置調節、ミシン全体のメンテナンス
- ELU53シリーズでよくある症状、不具合|針棒がグラグラして縫えない、針が釜にあたる、糸立て棒が折れた、綺麗に縫えない(糸調子不良)、自動糸通しが使えない、スピードが変わらない、スタートボタンの反応が悪い、タイミング不良、音が大きい(異音がする)、手元ランプが切れたなど
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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