今回のミシン修理は、神奈川県川崎市多摩区より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、ブラザー電子ミシンのPS-300(ミシンの型番はEL619)です。
事前にお伺いしている症状は、
- 縫うたびカチャカチャと機械的な音があり嫌な予感、返し縫いボタンを押すとガガガと言って止まり針が折れてしまった。そのあとは直線縫いのみで使い布が重なっているところで針押えの部品ごと落下してしまった
- 糸立て棒の軸が根元から折れていて接着剤とテープで留めている(部品の交換を希望)
ミシン修理|神奈川県川崎市多摩区
◎ミシン到着時の画像です。
20年ほど前に購入しミシンのご使用頻度は少ないことを事前に伺っております。
PS-300は年数が経過していることと、保管期間も長いため、汚れは全体的にございますが、サビの発生は軽微です。
ミシンを拝見して、まず気になったことはPS-300の電源コードはコードリール式ですが、ミシン内部で幾重にも折れ曲がって詰まっており引き出すことが出来ません。(もしかしたら何らかの理由で以前にミシンのカバーを外して分解されたことがあるのかもしれません。)
しっかりとメンテナンス修理させていただきます。
分解メンテナンス修理|PS-300
糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
針抱きの取付け&糸立て棒の交換
◎取れてしまった部品は「針抱き」と「針棒糸かけ(糸案内)」です。部品を取り付け、ネジの緩み防止対策を行います。
糸立て棒は新品へ交換します。
◎その他、タイミング調整、糸調子の調整、針板や釜の傷研磨、返し縫い駆動部の分解メンテナンス(固着対策)などを行い、メンテナンスや修理修理作業を完了した現在は各部スムーズに動作し綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ブラザーミシン(家庭用 電子ミシン)
- 機種名|PS-300
- 型番|EL619
- 故障内容|針が部品ごと取れてしまった、糸立て棒が折れている
- 修理内容|針抱きと糸案内の取付け作業、糸立て棒の交換、糸調子の調整、タイミング調整、針板や釜の傷研磨、ミシン全体のメンテナンス
- ブラザーミシンEL619シリーズ|その他のミシン修理実績はこちら!|縫えない
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
〒193-0835
東京都八王子市千人町3-5-22
TEL/FAX : 042-673-3870