babylockミシン修理|EF-205T|針がすぐに折れてしまう(縫えない)

今回のロックミシン修理は、岩手県一関市より、ご依頼をいただきました、(株)ジューキベビーロックミシンのEF-205T(1本針1本糸のロックミシン)です。

事前にお伺いしている症状は、

  • 針がすぐに折れてしまう(縫えない)

ロックミシン修理|岩手県一関市

ベビーロックミシン修理|EF-205T|針が折れる、縫えない、固着、動かない
babylock EF-205T 1本針1本糸で布を切りながら縫う布端をつなげるロックミシンです。


◎ミシン到着時の画像です。

ご依頼者様はお仕事でミシンを使われていると推測しますが、EF-205Tは年数が経過していることもありますが、ミシンのメンテナンスは行われていないと思われ、全体的に頑固な汚れやサビなどが生じております。

初期動作チェックでは、フットコントローラーを踏みミシンを動かし続けると、動作が重くなり最終的に動かなくなる症状があります。

しっかりメンテナンス修理させていただきます。

針が折れてしまい縫えない

EF-205Tの分解オーバーホールメンテナンス|ジューキベビーロックミシン
下軸、送り、送りカム、送り歯、ルーパーなどロックミシン内部の様子です。

糸絡みや内部の布ほこり、動作に影響のあるサビなどを取り除き、清掃、注油、グリスアップ、調整をミシン全体のメンテナンスを実施します。

◎今回「針がすぐに折れ縫えなくなってしまった」原因は、針と布を送るタイミングのずれによるものです。

縫うタイミングが合っていないので針が曲がり部品のあたってしまいます。

タイミングがずれてしまった原因は、上述したロックミシンへの高負荷です。

送りカムを新品に交換し内部の固着を解消します。

その他、糸調子の調整、ルーパーの傷研磨や糸抜けをよくする処理などを行い作業を完了した現在は不具合も解消しスムーズに動作し綺麗に縫い上げております。

ミシン修理完了です(*・ω・)ノ

≪今回のミシン修理作業内容≫

  • メーカー|(株)ジューキbabylockミシン(ベビーロックミシン)
  • 機種名・型番|EF-205T(1本針1本糸オーバーロックミシン)
  • 故障内容|針がすぐに折れて縫えない
  • 修理内容|ミシン全体の固着解消修理、タイミング調整、送りカムの交換、押え上げレバーの交換、ルーパーの傷研磨、糸抜けをよくする処理、ロックミシンの全体メンテナンス

・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。

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