今回のミシン修理は、千葉県市川市より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、brotherコンピューターミシンのASTINA(アスティナ|ミシンの型番はCP961)です。
事前にお伺いしている症状は、
- 針が動かない(ミシン内部のパーツが折れている)
- はずみ車のカバーが折れている(はずみ車を手回しすると空回りする感じです。)
- 縫い始め、下糸がもしゃもしゃになる
- 自動糸切りが切れない
- ボタンホール縫いが出来ない(途中で止まる)
ASTINA|CP961

◎ミシン到着時の画像です。
アスティナCP961は年数が経過しているということもございますが、ミシンのご使用頻度は多く、色々なものを縫っていると存じます。
ミシン全体の汚れや布ほこり、糸絡みなどは多いです。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
オーバーホール・メンテナンス

糸絡みや布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、ミシンの外観&内部の清掃・注油・グリスアップ・調整とミシンの全体メンテナンスを実施します。
ミシン内部の様子

今回「スタートボタンを押しても針が動かず縫えなくなってしまった」原因は、針棒と連動している「針棒のラッチ」が破損したことです。
はずみ車のカバーが破損していることを踏まえ推測すると、ミシンにかなりの負荷がかかったことが考えられます。
破損した部品は交換し、不具合を一つずつ解消すべく、メンテナンス・修理作業を行います。
◎詳しい作業内容は直接ご依頼者様へ報告しますが、作業を完了した現在は各部スムーズに動作するようになり、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ブラザーミシン|コンピューターミシン
- 機種名|ASTINA|アスティナ
- 型番|CP961
- 故障内容|スタートボタンを押しても針が動かず縫えない(針が上下しない)、はずみ車が空回りする(プーリーカバーの破損)、ボタンホールが縫えない、糸絡みを含めた糸調子不良
- 修理内容|部品交換(針板・はずみ車のカバー、針棒のラッチ)、釜・内釜の傷研磨、サビの解消、糸絡みの解消、ボタンホールセンサーの調整、糸調子の調整、ミシン全体のメンテナンス
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
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