今回のミシン修理は、東京都中央区より、全国宅配ミシン修理にて、ご依頼をいただきました、brother電子ミシンのA33-FL(EL117シリーズ)です。
事前にお伺いしている症状は、
- 針が折れたあと、まっすぐに刺さらなくなり、縫い続けたところ、針のついているところが上下左右にグラつくようになり、縫うことが出来なくなった
ミシン修理|東京都中央区
◎ミシン到着時の画像です。
A33-FLのご使用歴は11年間と事前にお伺いしております。
ミシンのご使用頻度は多めと思われ、釜周辺へのほこり詰まりなどは多いですが、糸絡みはなく、正しくミシンをお使いのことと存じます。
しっかりメンテナンス修理させていただきます。
全体メンテナンス|EL117
↑針板・内釜・前パネルなどを外したA33-FL(EL117)の分解画像です。
布ほこり、動作に影響のあるサビを取り除き、内部清掃・注油・グリスアップ・調整とミシン全体のメンテナンスを実施します。
ミシン内部の様子|EL117
↑ミシン内部の様子です。
◎今回「針棒がグラつくようになり縫えなくなった」原因は、ミシンへ負荷がかかったことにより針棒を固定するネジが緩んだことです。
そのことにより針棒と釜のタイミングにずれが生じております。(釜ずれの修理)
タイミングを調整しながら増し締めし、その他の同様に緩んでしまう部分も緩み防止対策&増し締めを行います。
※ミシン底にある「足ゴム」が1個欠品しており、ミシンがガタガタしますので、足ゴムを追加します。
◎その他、釜の傷研磨、糸抜けをよくする処理、糸調整などを含めメンテナンス・修理作業を行い、作業を完了した現在はスムーズに動作するようになり、綺麗に縫い上げております。
ミシン修理完了です(*・ω・)ノ
≪今回のミシン修理作業内容≫
- メーカー|ブラザーミシン(電子ミシン)
- 機種名|A33-FL
- 型番|EL117
- 故障内容|針棒が上下左右にグラつくようになり縫えない
- 修理内容|タイミング調整(釜ずれ)修理、ネジの緩み防止対策、糸調子の調整、針板と釜の傷研磨、足ゴムの追加、ミシンの全体メンテナンス
・ミシンの調子が悪い!?と感じたら、まずはお気軽に相談下さい。
小さなミシン修理専門店
〒193-0835
東京都八王子市千人町3-5-22
TEL/FAX : 042-673-3870